みなさん、はじめまして。パーソナルトレーナーの国方晴彦と申します。
普段はフィットネスクラブでのパーソナルトレーニングと老人ホームでの介護予防運動のグループレッスンを担当させていただいています。
みなさんはパーソナルトレーニングを行う際、どんなことに気をつけていらっしゃいますか・・・?
私は担当させていただいているクライアントさんが何を考えて、本当は何を求めていらっしゃるかを知るためのコミュニケーションのとり方を大切にしています。
私はパーソナルトレーナーはクライアントの方にとって‘指導者’ではなく‘支援者’であると考えます。
私がパーソナルトレーナーとして活動を始める際に、尊敬する先輩から頂戴した
「パーソナルトレーナーはそのクライアントさんの立場になって、ちょうどいい負荷をかけてあげることが大事ですよ。ボディビルの選手には重いバーベルがそうでしょうし、高齢者には会話をすることがちょうどいい負荷になっているときもあるでしょうから。」
という言葉がとても強く心に残っているからです。
みなさんも、セミナーや講習会で勉強した知識をクライアントの方に押しつけがちになってしまった経験があるかもしれませんが、
まずはそのクライアントの方が‘本当に求めていることはなにか?を考えることが大事なことなのではないでしょうか?
新規クライアントの獲得・モチベーション継続を促すには、コミュニケーションスキルのアップに時間を割くことはとても重要なことです。
そのためには、受講料を支払ってコミュニケーションのスキルを磨くセミナーに参加することもいいとは思いますが(笑)、
まずは普段の生活の中で、コンビニで買い物をしておつりをもらうときに「はい、どうも。」と店員さんに声をかけるとか、
エレベーターに乗るときは、一番最初に乗って一番最後に降りるとか、そんな小さな経験を積み重ねていったら、
相手の気持ちを慮って意識をせずに気遣いができるパーソナルトレーナーに近づけるんじゃないでしょうか。
また、これまでの私のフリーのパーソナルトレーナーとしての経験から、パーソナルトレーナー一人でやれることには、やはり限界があるとも強く感じています。
先輩・後輩・他社のパーソナルトレーナーの方々、いつも活動しやすい環境を提供してくれている
フィットネスクラブのスタッフのみなさんの協力なしには、パーソナルトレーナーとして活動できないといっても過言ではありません。
名刺を頂戴したら、その連絡先に相手の方よりも早くご挨拶をさせていただくこと。スタッフの方が協力してくれたことには、必ずお礼の気持ちをお伝えすること。
そんな当たり前のようなことの繰り返しが、自分の信頼感を得ていくことにつながるんじゃないかと思います。
トレーニング指導のできるパーソナルトレーナーは、本当に数多くいると思います。
しかし、‘この人でなければダメなんだ’と、クライアントの方やスタッフのみなさんに思っていただけているパーソナルトレーナーは、はたしてどれぐらいいるでしょうか?
運動することは、とくに経験のない方にとっては辛いことでしょう。
そんな中でもパーソナルトレーニングを通じて運動を生活の中にうまく取り入れて習慣化していただくために、
クライアントの方のお話を傾聴してサポート役としてアドバイスをさせていただき、
また、自分に関わっていただいている周りの方々といいコミュニケーションをとることによって、
パーソナルトレーニングを行いやすい環境を整えていきたいものですね。
まだまだパーソナルトレーナーの業界は日が浅く未成熟な職業ではありますが、少しずつニーズが高まりつつあり、今後の可能性としては明るいと思います。
パーソナルトレーナーがたんなる運動指導者に成り下がるのではなく、各人が自覚をもって、人間的にも魅力のある人達の集まりになっていけるように、一緒に学び成長していきましょう。